変態スペック
今回はパチンコのお話です。
パチンコは新基準になって確変確率を好きなようにいじれるようになってからいろんな台が出てきました。その中でもほとんどの台は海をベースとする「○○%で確変継続」という台ばかりだったわけですが一部はヘンテコなスペックでヘンテコに連荘したりヘンテコなシステムで出玉を演出したりする台がでてきました。某板の某スレでは「変態スペック」といわれてたりします。
ぱちあき的には変態というようなひどい言われ方でなくちょっとかわった面白い(面白そう)台という位置づけなんですが世間的には変態スペックなのかな。設置や稼動が全然ないですからね。でもそういう台が好きな人は確実に存在するのでこれからもでてきてほしいです。
台の紹介の前にパチンコのルールを確認しておきます。
変態スペックの台は電サポをたくみに利用しているタイプのものが多いので規則を知っておくて新台でも触りやすくなりますよ。
※基準ではデジパチ、一般電役、ハネモノとありますがデジパチ限定でのお話です。(一般電役とかよくわかんね)
・スタートチャッカーで抽選。賞球があります。スタートチャッカーは何個つけてもOK。チャッカーによってボーナスラウンドの比率を変えてOK。抽選確率は同じでなくてはいけない。確変率は変えちゃいけなかったような・・・
・電チューサポート、いわゆる時短は通常当たりの場合最大100回。確変中は無限だけど電サポをつけなくてもよい。
・通常当たりでは電サポがつかなくても確変中、電サポ中の当たりに電サポをつけることができる。最大100回。
・確変率は0%~100%まで好きに割り振れます。
・確変の終了条件は通常当たり・規定回数・転落抽選当選・リミット回数到達の4種類(他にもあるかな・・)
・確変中の抽選確率は通常時の1~10倍。1倍でも確変は確変なので電サポは無限につけることができます。
・賞球は最大で15個。最低3個。3&5&13&15という台だとスタートチャッカー:3個 電チュー:5個 アタッカー:15個 それ以外:13個という感じです。
・ボーナスラウンドは1R~16Rまで。デジパチでは1R目からアタッカーが開きます。
・1Rあたりのアタッカーの入賞数は最大10回?9回?最低は何回だろ?この辺は不明だけど規定はあると思います。大抵は9個だったのですが海が8回をやりだして京楽も追随して最近は15R8C賞球13とかでてきて出玉が減ってゲンナリです。
文章だけよむとさっぱりですが台をあげていくうちに「そういうことねー」と思っていただけるかと思います。
では紹介・レビュー
・ハイパーパッション(大一)
通常時1/250 確変率89% 4R9C賞球13 通常当たり後4回の時短
特に複雑なシステムはなく確変継続率が89%で1回の当たりで400個獲得というタイプです。新基準のかなり初期で出てきました。因みに大一新基準第2弾でした。(第一弾はおそ松くん)
液晶はなく7セグ3つのみなのはパッションシリーズを踏襲してます。
なんといってもこの台は確変中が最高に楽しかった。(通常時は退屈だった)なにせ北斗の最高継続率でボーナスが連荘していくわけですからつまらないはずがない。いつ終わるんだろうというくらいに確変がつづいてくれました。
(参考までに、平均8連、ぱちあきの最高は25連、最低は単発ですw)
新基準ならこんなのもありよーという変態スペックでしたが光の速さで撤去されてましたね。面白かったのになぁ。
そういえば4回の時短は何のために存在したんだろう・・・未だに謎です。
・セブンズロック(サンセイR&D)
通常時1/58 確変率12.5% 通常当:3R 確変当:15R 9C賞球15
確変当、時短中当後100回の時短
出ました、変態の名にふさわしいスペック。
通常時1/58なんてめちゃめちゃ当たりやすいわけですがそのほとんど当たりが通常当たりになります。この台通常当たりだと時短もなくただ申し訳程度の玉がもらえるだけなんですが一度確変に突入すると電サポがつくので次が通常当たりでも100回の時短がつきその100回以内になんでもいいから当てればまた100回の時短がついてくるという仕様です。一度確変を引けば83%で継続するという実はすさまじい爆裂機だったりします。
ようは確変を引かないと意味がない台なわけですがその突入率は1/8、確率にして1/480という甘デジとは決していえない確率になっています。ただ一度確変を引けば期待出玉5000~7000と言われていましたので夢のある機種でしたね。今でも甘デジコーナーに潜んでいることがあるので見つけたらやってみてくださいな。
・チョロQターボ(サミー)
通常時1/99 Vゾーンに入っても当たり 通常時当たりの約10%で時短100回 時短中のV当たりは100回の時短つき 4R9C賞球15(だったはず、違うかも)
変態中の変態です。なにせ10%の時短を引いた時の期待出玉が10000発というかなりありえない爆発力を持った台でした。ていうかこれを超える爆裂機は未だでていません。
実はこれはデジパチではなかったはず。当たりはヘソの1/99の抽選のほかにVゾーン入賞という変わった台。ハネモノのような台でハネが開放する条件が電チューに入賞すること、つまり時短中は電チューに入賞しまくるのでハネが開きまくります。100回ハネがひらけばまず確実にVゾーンに行くのでVゾーンで当たる限りボーナスは継続します。転落要素は通常抽選当選時。この時は時短がつかないのでそこで終了となります。つまり一度時短を引けば1/99の転落抽選に当選し10%の時短抽選に漏れたときということになります。こんなのかなり引けるものではありません。平均継続率が93%とか言われていて一撃平均10000発もうなずけるスペックです。
ただし時短突入率が10%、つまりは1/1000なのでパチ的にはかなりありえない確率になっています。これゆえほとんど連荘することがなかったため一瞬で客が飛びました。また継続率も釘でかなり差がつくため店もガチガチに閉めてしまい打てるレベルの台はありませんでした。これも短命に終わった原因のひとつですね。
まだまだありますが今日はこの辺で。次回に続くよ~