恐怖マシーン クラッピーパーク
最近打てません。忙しいというのもありますがそれだけでない気がします。どうも気が引けてしまうのです。
またまたまた、もう何度目かというくらいのクラッピーです。
こいつが明らかに影響を与えています。クラッピーとの出会いがぱちあきのパチンコ感を一新させてしまった。本当にこいつはすごい台だと思います。
出玉、システム、演出、存在意義、あらゆる面において今までの5号機ではありえない、いや4号機も含めて私が打ち始めてから出会ったことのない機種なのである。
・出玉
語るまでもないだろう。クラッピーの最大の魅力はその出玉なのだから。機会割とかそういう部分を完全に超越した出玉こそ恐怖の根幹なのだ。
5号機でここまで波が荒い台は存在しない。バイオや肉、2027のほうが出るときはでるって? たしかに設定6のそれらは万枚も狙える出玉に安定感も抜群だ。ただしそれには設定6が必要。最低でも5はないとだめだろう。逆に6だと安定重視のため万枚に届きにくいという側面もある(特に肉)
しかしクラッピーは全く違う。たとえ1でも万枚が視野に入る機種なのだ。6ならさらに万枚が現実味をおびてくる。こんな機種他には・・・・5号機ならスーパービンゴかウルトラマンくらいか?
しかしこれだけ出るということは裏返せばそれだけ吸い込むとも言える。出るだけ出ても吸い込みがないと店が儲からないからだ。
・システム
システムも面白い。いかにCC(ART)をつけるかが勝敗の分かれ目。それ以外にないというシステムなのだがCCのつき方がコハクに特化されているのがよい。いかにコハクが引けるか、その一点だけに集約されているわけだ。そしてコハク出現率に設定差はない。高確ゲーム数にも設定差がない。つまりは引き次第でどうとでもなるのがクラッピーなのだ。コハクを引いてからの当選率に大きな設定差があるが最低25%である。一回当選すればそれだけで万枚もあり得る機種でこの確率。ここに夢があり面白さがある。そして怖さも潜んでいるわけだ。
CC(ART)のシステムもよい。CCは次回BBまで続くART。ゆえにCC=BB、いやCC=BB+ARTなのだからCC>BBといえる。そしてこのCCは1個とかケチくさい数つくのではなく一度に何個もストックするところだ。RT中コハクなら設定1で平均5個というからすごい。CC5個は最低でもBB(176枚)×6を保証してくれるのでこれだけで1000枚以上が確定する。実際6個あれば2000~2500枚くらいは期待できる。上乗せもあるので十分出てしまうわけだ。これが平均値というのが怖すぎる。他の機種ではこうはいかない。
・演出
演出は単純である。単調である。正直眠いです。これが妙なのである。はっきりいってこれが機会割を下げているといっても過言ではありません。この単調な演出ゆえボーナスの察知はなかなかできず、CC中もたいくつなので油断による目押しミスを誘います。この辺でシロートさんや一見さんに牙をむきます。そう、演出の恐ろしさはここにあります。演出は単調なのにきちんと目押しができないと容赦なく殺しにくるわけです。CC中はもちろん通常時もリール制御と目押しを理解してないやつには取りこぼしというペナルティがじわじわと首をしめてきます。なんて恐ろしい機械なんだ。
・存在意義
存在意義ははっきりいって無いと思います。パチ屋的にこんなに扱いにくい台はないでしょう。
波が相当に荒いので設定どおりにでてくれない。
ちょっとCCがたくさんつくと永遠粘られてしまう。
演出がつまらないので客が座りにくい。続けて打ってくれない。
目押し難易度もシロートを遠ざける。一度パンクの絶望を味わうとなかなか次打とうという気は起きない。
こんな店に厳しい台はなかなかありません。機械代の回収はおろか単純な出玉でもマイナスになりえる恐怖マシーンです。それゆえ店はクラッピーに存在意義を見出すことはできないわけで現状の設置の悪さにつながっています。
しかしきちんと打てる者にとってはこんなにすごい台はありません。お金を入れる価値がある台であるのは間違いない台です。
こんなすごい台の登場がぱちあきのパチンコ感を大きく変えてしまったのです。考えというかイメージを変えてしまうことなんてそうそうないことです。それをやってのけるクラッピー、恐怖を覚えるのも無理もないと思うのですがどうでしょうか。
ここまでのモンスターマシンを許してしまった検定神も緑ドンには規制をかけているとか。緑ドンなんてクラッピーの前にはラッコ同然なのにおかしいよねw