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風越高校のオーダー意図
風越高校のオーダーを考察しているようだがある一点を軽視しているがゆえに私とは異なった見解となっている。
そのためここに私の見解を述べておきたい。
風越のオーダーでもっとも重視してるのは「対龍門渕高校」である。
龍門渕高校は昨年風越高校の伝統に泥を塗った最大の敵であり逆をいうと龍門渕以外はとくに眼中にないはず。
龍門渕に勝つ=地区大会優勝 という式が風越高校の全員が思い描いていたはずだ。最低でも決勝戦が始まるまでは(その描写は天江しか目に入っていない池田がしてくれている)。
そして龍門渕高校は昨年全員1年生。今年はそのままのメンバーで来ることが容易に予想できるし軽く探りを入れれば確定情報として手に入れることもできるだろう。
そうなるとオーダーも昨年と同じであるという「メタ」も出てくるというものだ。そしてその「メタゲーム」は当たっている。
龍門渕高校が同じオーダーで来るという仮定のもとに風越のオーダーが組まれていると考えるといろいろと合点のいくところが多い。
昨年キャプテンは龍門渕の副将と対局している。ここである思いがあったのではないか。「とーかはちょろい」と。
一応原作でもアニメでもほぼ互角程度の実力で描写されているしキャプテン自身も抑えるのが精いっぱいといっているがこれは違うと思う。
とーかはデジタルな打ち手にもかかわらずたまにブレるという「お前、デジタルじゃないだろ」という描写がある。
また昨年は他家をうまく使ってとーかを抑えていたという事実もある。自分でやらずに他家にやらせてそれがうまくいってしまうのだ。
これはちょろいと考えてもおかしくはあるまい。他家で抑えられるならチームメイトでも十分抑えられると考えていたかもしれない(これはちょっと違うかも)
次に先鋒の井上純(以後イケメン)。
予選第2戦。龍門渕は決勝進出を果たしたとき原作では副将が他校を飛ばしてるが、アニメではなんと先鋒のイケメンが他校を飛ばしているのである。
このアニメ準拠で考えるならばイケメンは相当な得点力があるはずだ。流れさえつかめば半荘で100000点以上もぎ取れるその能力。
先鋒で点差をあけられればそれ以降戦いづらくなる。次鋒はともきーだ。デジタルタイプに点差を与えると手がつけられなくなることは原村のどかが証明しているだろう。
このため先鋒に突っ走られるわけにはいかないためイケメンを十分に抑えきれる流れをコントロールするような打ち手が必要になるが風越ではこれに該当するのはキャプテンしかいない。
・とーかにキャプテンをあてる必要はない。 ・先鋒はきっちり抑えなければいけない。
この2点からキャプテン先鋒が決まったと考えられるがどうだろうか。
あとは同じように龍門渕に合わせてそれに対抗する、それを得意とするメンバーを当てていくわけである。
ドムは攻めるところではきちんと攻めるし、降りるところではきちんと降りる描写がある。アニメでは地味に上がってもいるので独走する原村(とモモの独壇場(笑))を止める能力もあった。
つまり相手に合わせて勝ちもしない負けもしない麻雀が打てるのである。大将につなぐ能力、微力ながら得点調整力があるため副将にはもってこいだろう。
池田は天江とやらせておけばいいという雑な考えはいけない。天江の牌譜をみればきっと思うだろう。「こんな異常なヒキありえない」と。ここをあり得ないと考えると池田がじつにぴったりくる。
池田は校内ランキングNo.2。相当な実力者だがどうも打ち方が荒くミスも多いような描写が天江戦であった。ようするに池田はヒキが強く流れを引き込みやすいと能力があるとキャプテンはみているのではないだろうか。
するとヒキが強いだけで勝っている天江にはこういう不確定要素が強い池田が適任と言えないだろうか。流れを引き込む力があるのは風越では池田しかいないのだ。天江をあわよくば飲んでしまおうと池田を当てたのだろう。
正直池田が天江にのまれるとそれだけで勝負が決してしまい副将までの苦労がパーというのもあるが校内ランキングNo.2の麻雀の打ち手でヒキを除いた実力では天江を十分上回っていてここぞのヒキも一番強いのは池田だ。
これ以外の適者は風越にはいないだろう(キャプテンがいるともいえるがキャプテンは2人はいない。風越がワンマンチームたるところか)
みはるん、文堂さんはランクも低く数合わせ感も強いが、みはるんは確実につなぐ麻雀、文堂さんは校内ランキングを一気に押し上げるほどの勢いと攻撃力のある麻雀。
これらをともきー、はじめにあてはめるとすると自然と次鋒みはるん、中堅文堂さんとなるのではないだろうか。(ともきーがデジタルと考えるとドムと似たタイプのみはるんをあてるが妥当でしょう)
いかがだっただろうか、対龍門渕高校オーダーという考え方は。
まだ個人解説の前なのでそこで語られることなのかもしれない。もしそうだったらご容赦ください。文章力は皆無なわたしなのでもっとすっきりとしたきれいなまとめになるでしょうからそれを楽しみにしています。